糖化と酸化を防ぐ~老化を促進させる2大要因

糖化と酸化を防ぐ

体内に発生した活性酸素が細胞や組織に酸化ダメージを与えるというのはご存じだと思いますが、 酸化以上にダメージが大きいといわれているのが糖化です。

糖化も酸化も肌のコラーゲンやエラスチンといった弾力成分を劣化させたり、変性させる原因になるものなので全力で防がないといけません。

糖化の原因とその対策

糖化の原因とその対策

肌のハリや弾力を維持するうえで活性酸素による酸化ダメージ以上に気をつけないといけないのが「糖化」です。

この糖化というのは何かというと余剰糖質が体内のタンパク質と結合し、異常タンパク質であるAGEsというものを生み出してしまう反応のことです。 髪、皮膚、骨、関節、血管といった部分には特にタンパク質(コラーゲン)が多くあるので糖化の影響が強くでてきてしまいます。

例えば皮膚の場合、糖化してしまうと肌のコラーゲンは硬く脆く切れやすくなるばかりでなく、色も茶褐色になってしまいます。 そのためシワやたるみだけでなく、黄ぐすみといった透明感がなくなる原因にもなってしまうんです。

異常タンパク質であるAGEsは、食後高血糖状態になるとガンガン生成されます。そのため甘いものが好きで必要以上に食べている人、早食い大食いの人はそれだけ AGEsが生成されていると思ってください。

当たり前ですが、肥満体型の人は余剰糖質が脂肪として蓄えられているぐらいですから日々、糖化が促進されてしまっている状態だということは認識しておいてほうがいいと思います。 40歳未満においては肥満度に応じて、40歳以降は加齢とともにAGEsが蓄積されていくということがわかっています。


糖化(=AGEs)が老化を推し進めてしまうということで急ピッチで対策方法については研究がすすめられています。

今現在、生成されて蓄積されてしまったAGEsを分解&排出する手段に決定的なものがないことから、 蓄積しないように予防に努めるしかないというのが糖化対策として私たちが取り組めることです。

※AGEsはコラーゲン代謝にあわせて分解&排出されはするんですが、皮膚に蓄積されたものは約15年で半分、軟骨部分に至っては117年という日数がかかります。 そのため蓄積されたら終わりだと思っていたほうがよさそうです。

糖化対策として意識したいポイントは、食後高血糖状態にならないようにすることです。普段から気をつけたいことは以下のとおりです。

過剰に摂取している糖質を制限すること

糖質の吸収がゆるやかになるような食事の摂り方をすること

酸化の原因とその対策

酸化の原因とその対策

体内で発生した活性酸素が細胞や組織に酸化ダメージを与えて老化を促進してしまうというのはご存じかと思います。

活性酸素もすべてが悪いというわけではなく、なかには体内に侵入した細菌などから身体を防御するために働いてくれるものもあります。

しかし、ストレスや紫外線、大気中に漂う化学物質などの影響を受けて過剰に発生した活性酸素は、細胞や組織をサビさせて老化や生活習慣病などの原因になるということで問題視されるわけです。

肌にとって活性酸素による酸化がどんな影響を与えるかというと、まずは酸化に対抗する手段としてメラニンが増えるのでシミやくすみが増えます。 そして肌のハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンも酸化することで変性してしまって、シワやほうれい線ができる原因になってしまいます。

酸化は糖化を促進する原因にもなるということもあわせて覚えておきたいことです。

必要以上に増えてしまった活性酸素については体内の抗酸化システムが対応して消去・無害化する仕組みになっているんですが、 加齢とともにこの抗酸化システムが弱くなってきます。

それをカバーするためにも食品から抗酸化物質を摂取することが大事なんですが、日本人は野菜も果物も先進国中最低といっていいぐらいの摂取量なので、 体内で消去できない活性酸素の量が増えてしまっていると考えられるわけなんですね。


酸化については30代ぐらいまでは身体に備わっている「SOD」「カタラーゼ」「グルタチオンペルオキシターゼ」といった消去・無毒化システムが酸化ダメージを防いでくれています。

さらにこれらの抗酸化システムをサポートするものとして食品から摂取する「カテキン」「アントシアニン」「カロチノイド」「ビタミンC」「フラボノイド」といった抗酸化物質があります。

加齢とともに活性酸素を消去・無毒化するシステムが衰えてしまう以上、食品を選ぶ際はビタミンやミネラルなど栄養素はもちろんなんですが、 抗酸化力というのものにも注目して選ぶようにしてください。

おすすめ野菜TOP5

  1. ケール

    ORAC値 1770/100g

  2. ホウレン草

    ORAC値 1260/100g

  3. 芽キャベツ

    ORAC値 980/100g

  4. アルファルファ

    ORAC値 930/100g

  5. ブロッコリー

    ORAC値 890/100g

おすすめ果物TOP5

  1. プルーン

    ORAC値 5770/100g

  2. レーズン

    ORAC値 2830/100g

  3. ブルーベリー

    ORAC値 2400/100g

  4. ブラックベリー

    ORAC値 2036/100g

  5. イチゴ

    ORAC値 1540/100g

ORACというのは、抗酸化力を測る指標であり、アメリカなどでは一部の食品や機能性食品で表示されているものです。 最近は、体内での抗酸化力を加味していないということで、指標として取り下げるところも増えているそうなんですが、 今のところ、抗酸化力を数値にしたものとしてはこれぐらいしかないです。

そんなに難しく考えなくても抗酸化物質は、7色(赤、オレンジ、黄、緑、紫、白、黒)の色素成分に多く含まれていると考えて、 そうした野菜や果物を選んで食べるようにすれば、充分だと思います。

人体に備わった抗酸化システムは加齢とともに衰える

7色(赤、オレンジ、黄、緑、紫、白、黒)の野菜&果物を食べる

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